2本の金属ワイヤ間にアーク放電を起こし、溶融した金属をアーク点後方からの一次圧縮エア(バックエア)により微細化し、同時に二次圧縮エア(ラップエア)により溶融金属を包み込むことによって、溶射パターンの拡大を防ぎ、密着力が大きく、緻密な皮膜を形成することができる。
金属溶射の断面図
A:上塗りペイント(ミストコートを含む) D:粗面形成剤(セラミック骨材とエポキシ系ボンドで構成)
B:アルミ(亜鉛の溶出を抑えるバリア効果) E:素材との境界は電気的に導通(亜鉛とアルミは直に鉄板に接触)
C:亜鉛(電気的に犠牲防食効果)
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