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大阪マルマは、金属溶射、建築式祭典・イベント設営サービス、コンクリート試験を三本柱とする会社です。
株式会社大阪マルマ
TEL.
06-6868-3583
〒561-0845 大阪府豊中市利倉2丁目1−9
建築式祭典・イベント設営サービス
ceremony
地鎮祭概略
手水
神社参拝の手水舎での作法とは異なり、「手水役」が柄杓で水をかけます。
1. 右手
2. 左手
3. 口(清潔な水以外では口を濯ぐことはなく、所作だけが多くみられます。)
多くは3回に分けておこなわれます。
手水役のひとりが柄杓で水を汲みますので、零し(こぼし)(水受け)の上で禊(みそぎ)をおこないます。
もうひとりから「拭紙」を受け取り、手と口を拭き「拭紙入れ」に入れます。
「禊」(みそぎ)とは川や海などの清い水につかり、身体を洗いそそぎ、ツミやケガレを祓(はら)い清めることで、 「祓」(はらえ)の一種です。
「禊祓」(みそぎはらえ)ともいいます。
「清浄にして曇りなき心」が日本の人々が大切にしていた”こころ”です。
まず、心身を清めてから式典会場に入ります。
修祓
手水を行って、からだを清め式典が開始されると「修祓之儀」がおこなわれます。
これは、さらに心身ともに祓い清め、ツミやケガレの一切を除き去り、神様へ近づくための行事です。
神道では、人とはもともと清らかなるもので、神格に近づく清浄の身を願い、この原点にもどすのが「祓い」で、 祭祀では必ず執り行われます。
毎日のお風呂や歯磨き、毎朝の着替えも「禊祓」のひとつかもしれません。
降神之儀
「修祓」によって祓い清められた祭場に神様をお迎えする儀式です。 斎主が腰を折り(深くお辞儀)低く、長く大きな声で「於」(オー)という発声で神様をお迎えします。
この発声を「警蹕」(けいひつ・けいしつ)といい、神様をお迎えしたり、移動したり、神殿の御扉を開くときなどに「おぉーー」と発声します。
「かしこまれ」「しずまれ」という意味合いがあり、これから神様がおいでになりますから、無礼のないように注意して下さいと発せられます。
「警蹕」は先払いでもあり、神事における祓い清めの意味で、音・声による祓いでもあります。 天皇陛下のお出ましや貴人の通行の際に先払いが声をかけて注意をし、警戒するというのが本来の意味です。
天皇の出御、天皇へ御膳を運ぶ際や貴人の通行の際などに「おお」「しし」「おし」「おしおし」などと言いながら、 先払いします。
伊勢神宮・遷御之儀(神々のお引越し)式年遷宮では「鶏鳴三声(けいめいさんせい)」という鶏の鳴き声に似せた「カケコー」と発声します。
これは「天岩戸」の故事にならっています。 また、相撲でも横綱土俵入りの際に行司が「シー」と発しています。これも「警蹕」なのです。
献饌
神様に神饌(しんせん)をお供えする儀式です。神饌(しんせん)は、御饌(みけ)御贄(みにえ)とも呼ばれます。
神様にお食事を差し上げ、おもてなしをします。お祭りが終わり、そのお下がりを参列した方達でいただく「直会」は「神人共食」(しんじんきょうしょく)が日本のお祭りの特徴で、神様と人が同じものを食することで神様に近づくといわれています。
神様と人の親密を深めようとするものです。人と人どうしでも各種集会などで共同飲食をおこない、同じものを食することでより親密感を増し、心をひとつにしようとします。
お供えする品目は主食のお米、お酒、お餅、海魚、川魚、野鳥、海菜、野菜、お菓子、お塩、お水を基本にし、季節の産物が捧げられたりします。また、種類や数が増減したり地域により違いがあります。
生のままお供えする「生饌」(せいせん)と調理済みの「熟饌」(じゅくせん)があります。
家庭の神棚へのお供えも、お米、お酒、お塩、お水を基本とし、季節やその時々に応じて、お餅やお菓子、魚や野菜をお供えしてみてください。
地鎮祭などの祭祀では略式で幣子(へいし)、水玉の蓋を開けるのみ行われることが多くみられます。
献饌とは本来とても重要な儀式です。笙、横笛などで楽を奏することが正式とされています。
祝詞奏上
様々な祭式のうちで最も厳粛な最重要な儀式です。 斎主が神様に言葉を奏上し、新たな恩頼(みたまのふゆ)を祈願するのが一般的です。
「天岩戸」の故事にならい、天児屋命(あめのこやねのみこと)が「布詔戸言」(ふとのりとごと)を天照大御神に奏したことにならっているといわれています。
古来より「言霊」(ことだま)に対する信仰が見られ、万葉集では「「言霊」の幸はふ国」と述べられています。
言葉には霊力があるという信仰が古くからあり、言葉を発することで霊力が宿ると考えられています。良くない言葉ばかり話していると良くないことが起き、良い言葉で状況を好転させ、幸を呼び込むといわれています。
このように祝詞には「言霊信仰」が根底にあり、ひとこと ひとことを大切に慎重に奏上されます。
清祓
「四方祓い」「切麻散米」(きりぬささんまい)ともいい御神酒、お米、お塩、または、白紙、切麻などをもちいて、敷地全体を祓います。
敷地の四隅を斎主が祓っている間は参列者は自席でお待ち戴きます。
地鎮之儀
地方、神社により違いがありますが、関西の一般的なながれです。
「スキ・クワ・カマの行事」ともいい、神前につくられた盛砂を使い、所作を行います。
関西での一般的な順番は「カマ」「スキ」「クワ」の順ですが、同じ関西でも神社によって「スキ」「クワ」が逆の場合があります。
刈初之儀
(鎌・カマ)・・・設計者
「刈初の儀は童子が行うのが、もっともただしい」といわれていますが一般では主に設計者が執り行います。
設計者は斎鎌(いみかま)を受け取り神前へ一礼し、盛砂の上の「草」を刈る所作をします。「エイ、エイ、エイ」と発声しながら草を刈る所作をし、刈り取った草は砂山の脇に置きます。
神前に一礼し、斎主に鎌をお返しします。
本来その土地に自生している植物でよいのですが、笹や榊を代用する場合もあります。
設計・施工が同一の場合省略される場合もあります。
穿初之儀
(鋤・スキ)・・・お施主様・建築主
刈初之儀と同じく童子が執り行うことはなくなりました。
建築主は斎鋤(いみすき)を受け取り神前へ一礼、盛砂に差すようにして砂を掘り起こす所作をします。
「エイ、エイ、エイ」と発声しながら、砂山の中腹あたりに鋤を差し、左・右・左へと砂を掘り起こします。
終わりましたら神前に一礼し斎主に鋤をお返しします。
あらかじめ盛砂の前に穴をつくっている場合もあります。
鎮物埋納之儀
・・・・・・・斎主・神職
斎主が盛砂の穴の中に鎮物を埋納します。鎮物は一般には秘伝とされ他人にしられないようになっています。
神札、通貨、ひと形、鏡などが用いられています。
後日、建物の中央の地中へ埋められます。
鍬入之儀
(鍬・クワ)・・・施工者
施工者代表は斎鍬(いみくわ)を受け取り神前へ一礼し、鎮物を埋める所作をします。「エイ、エイ、エイ」と発声しながら鎮物の上に砂をかけます。
「盛砂」は本来、祭壇の真正面ですが、関西では祭壇を見て左側に作られます。関東では右側で、斎主の立ち位置や式次第の場所も異なります。
鎮物がなかったり、クワ入れがなかったり、スキ、クワの次に鎮物埋納があったりと様々な形式があります。
「鋤入(スキイレ)の儀」などと呼ぶ場合もありますので注意してください。
玉串奉奠
玉串とは、神道の様々な儀式、神事に用いられます。榊(さかき)などの常緑樹の枝に紙垂(しで)をつけたもので、これを神に捧げます。
木綿(ゆう)麻苧(あさお)などをつけているものもあり、古くは玉、糸、絹布などをつけたものが用いられ神様に真心を伝える意味を持ちます。
玉串を祭壇に捧げることを「玉串奉奠」といいます。
斎主から玉串を渡されたら、右手を玉串の根本(本)の上に添え、左手で玉串の葉末(末)の下から支える形で受け取ります。玉串を胸の高さあたりに持ち一礼し、神前に進みます。
右手を引き左手を葉末から根本に持ち替え玉串を立てます。
玉串を立てたら、工事の安全などを祈願します。右手を葉末に持ち替え時計回りに玉串を動かし根本が神前に向くようにします。
姿勢を正し根本を祭壇に向けたまま奉奠します。
常に玉串の表が上を向いているようにします。
二拝(2回深くお辞儀をします)
二柏手(2度柏手をします)
一拝(1回深くお辞儀します)
神前で一礼し「回れ右」をして自席へもどります。
一般的な玉串奉奠ですが、神社によって特別な作法(四柏手など)がありますので事前にご確認ください。
徹饌
お供えした神饌をお下げする儀式です。
献饌と同じく地鎮祭などでは、略式で瓶子(へいし)という御神前にお酒をお供えするための土器の蓋、水玉の蓋を戻すだけにとどめていることが多いです。
昇神之儀
お招きした神様を元の御座(みくら)へお帰りいただく儀式です。
神様のお帰りを促す祈念をし、「おぉーー」と再び「警蹕」(けいひつ)を発し神様をお送りいたします。
閉式が告げられると「直会」(なおらい・なおらえ)の案内がされます。
最近では、略式で「神酒拝戴」というお供えしていた御神酒を参列者全員で戴くことで直会の代わりにしていることが多くみられます。
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